この記事では、地震に強いハウスメーカーランキングを紹介します。
地震大国日本で一生に一度の夢のマイホームを建てるなら、地震に強いハウスメーカーにこだわりたいですよね。
地震に強い家なら、大切な家族との生活を守ることができます。
ただし、ハウスメーカーごとに地震への対策(免震・制震・耐震)は異なりコスト面でも差が出やすいため、ある程度標準性能として耐震等級が高めのハウスメーカーを選ぶのが良いでしょう。
- 地震に強いハウスメーカーをどんな視点から判断すれば良いの?
- 免震住宅・制震住宅・耐震住宅とはどういう意味?
- 耐震性を示す判断基準は?
など、地震に強い家について知りたいことも多いでしょう。
今回は、一級建築士監修の元免震・制震・耐震面で地震に強いハウスメーカーをランキング形式で紹介します。
ちなみに
僕もハウスメーカー巡りは何社もしましたが、全てこちらの「持ち家計画」から申し込みました。
来場した分だけ5000円分のAmazonチケットがもらえるので、気になるハウスメーカーはここから全て回りましたよ。
実際に目で見るとかなり家づくりのイメージが湧くので、せっかくならお土産(Amazonチケット)が貰える一石二鳥なハウスメーカー巡りを楽しんでください!
↓
- 資格:一級建築士
- 仕事:元ゼネコン設計部
- 学歴:京都大学大学院工学研究科建築学専攻 修了
- 趣味:ハウスメーカー巡り
地震に強いハウスメーカーランキングを一級建築士が厳選しました【2024年最新】
地震に強い家を作るハウスメーカーを一級建築士の目線で厳選した結果、ランキング一覧は以下のようになりました。
- 第1位:ヘーベルハウス
- 第2位:積水ハウス
- 第3位:セキスイハイム
- 第4位:アキュラホーム
- 第5位:三井ホーム
- 第6位:ミサワホーム
- 第7位:ダイワハウス
- 第8位:パナソニックホームズ
- 第9位:一条工務店
- 第10位:住友林業
地震に強い家の一般的な条件として、
- 建てた土地の地盤が強い
- 建物自体が低い・軽い・形がシンプル
- 耐震等級が高い(1〜3で3が最高等級)
- 火災などの二次災害に強い
さらに、各メーカーごとに地震への対策は違いますが、主に次の3つのどれか(もしくは複数)が施されています。
耐震…構造自体が地震の揺れに耐えるつくり
制震…地震の揺れを吸収しながら建物自体へのダメージを減らす方法
免震…建物自体に地震の揺れを直接伝えない方法
耐震と制震は建てたあとでも装置を設置したりして性能を高めることができますが、免震は建てるときにしか設置できません。
どういう地震対策をとるかはあらかじめよく考えて、慎重に決めることをおすすめします。
制震住宅や免震住宅はコスト面でも負担が大きくなります。予算との兼ね合いも含め、ベストなハウスメーカーを選んでください。
ここからは、それぞれのハウスメーカーで地震に強い家を建てるメリットを次の項目から詳しくご紹介していきます。
地震に強いハウスメーカーランキング第1位:ヘーベルハウス
地震に強い家を作るハウスメーカーランキング第1位はヘーベルハウスです。
構造 | ハイパワード制震ALC構造 |
対策 | 制震 |
耐震等級 | 3 |
実験データ | 阪神淡路、東日本、熊本などの大震災や今後予想される南海トラフ、首都直下なども想定した地震波で実大実験。損傷なし。 |
制震構造をすべての住宅に標準仕様している、制震に自信ありのハウスメーカーです。
阪神淡路大震災では地震による全半壊はゼロ、その後発生した火災にも高い性能を発揮し地震に強い家づくりを証明しました。
地震エネルギーを吸収し、変形能力の高い特殊剛材を使って制震する構造が「ハイパワード制震ALC構造」です。
これによって柱や梁などの損傷を抑え、繰り返す余震にも耐えられる強い家として家族や財産を守ってくれます。
強度が高いのでフレーム数が少なくて済み、間取りの自由度が高いのも特長のひとつです。地震に強い家だけでなく、デザイン性も高い住宅が可能です。
- 2階建てには「ハイパワードフレーム構法」という独自の制震技術を採用
- 3階建てには「重鉄・システムラーメン構造」にオイルダンパー制震システム「サイレス」を搭載
- 隙間に鉄骨とモルタルを使って変形を防いだ「剛床システム」で床も強化
- 国土交通大臣認定の「ALCコンクリート・ヘーベル」で防火・耐火も高性能
- 地震による壁のひび割れなどを防ぐ「ロッキング工法」導入
地震に強いハウスメーカーランキング第2位:積水ハウス
地震に強い家を作るハウスメーカーランキング第2位は積水ハウスです。
構造 | 木造「シャーウッド構法」 鉄骨1・2階「ダイナミックフレーム・システム」 鉄骨3・4階「フレキシブルβシステム」 |
対策 | 制震 |
耐震等級 | 3 |
実験データ | 制震構造「シーカス」は245回の耐震実験後さらに兵庫県南部地震の10倍の衝撃にも倒壊せず損傷もなし。 |
阪神淡路大震災・東日本大震災・熊本地震の被災エリアで全壊半壊がゼロの実績を残した、地震に強いハウスメーカーです。
木造・鉄骨どちらでも高性能住宅を提供していますが、軽量鉄骨住宅は特に優秀です。
地震動エネルギーを熱エネルギーに変換して揺れを吸収することで、放散する仕組みなのがシーカスダンパーです。
ダイナミックフレーム・システムにシーカスを効果的に配置することで、住宅の変形量が半分に抑えられ外装などの損傷も軽減されました。
しかも使われている特殊ゴムは耐用年数100年相当の耐久性が確認されています。
地盤に関しても、従来の柱状改良柱体に2箇所の「節」をつけた「積水ハウス式節付き柱状改良工法」を独自に開発し、建物自体の安定と強度を高めました。支持力が2倍の改良柱体で、軟弱地盤でもしっかりした住まいを建てることが可能です。
- 外壁を直接緊結させない「外壁パネルロッキング工法」で、壁のひびや脱落を防止
- 「マルチTMD」を標準搭載することで地盤との共振現象を大幅低減(3階建ての場合)
- 高層ビルと同基準の耐震設計、高精度なH形鋼やハイテンションボルトなどの使用で構造強化。
- 独自の構造用金物で緊結する「MJ(メタルジョイント)接合システム」と、基礎と柱を直接つなぐ「基礎ダイレクトジョイント」で木造建築の弱点も克服。(シャーウッド構法)
- 木造、鉄骨とも震度7クラスの揺れに倒壊せず、地震に強い家を実現
地震に強いハウスメーカーランキング第3位:セキスイハイム
地震に強い家を作るハウスメーカーランキング第3位はセキスイハイムです。
構造 | 鉄骨:ボックス鉄骨ラーメン構造 木造:アルティメイトモノコック構造 |
対策 | 耐震 |
耐震等級 | 3 |
実験データ | 2階建て:過去の大地震の振動周期を再現し、実生活を想定した建物で250回を超え加振実験実施。 3階建て:実大実験では阪神淡路大震災の約2.2倍の揺れを再現、その他にも震度6以上の揺れを繰り返し加振。損傷なし。 |
大部分の工程を工場で生産する「ユニット工法」で、精度の高い住宅を提供するハウスメーカーです。
「ボックスラーメン構造」と「高性能外壁」を組み合わせた耐震機能「ハイブリッド耐震ガイアス(GAIASS)」が標準仕様になっています。
ボックスラーメン構造は、溶接によって強固に造られたユニットをハイテンションボルトで連結してボックスにしていきます。
それを強力な骨太アンカーボルトでベタ基礎に緊結することで、高強度構造体となるのです。
さらにそれを一般の耐力壁の2倍以上強度のある高性能外壁で地震の揺れを分散させ、高い耐震性を維持しています。
大手ハウスメーカーには珍しく制震や免震のオプションがなく、その機能を耐震技術だけでまかなっています。それだけ「ボックスラーメン構造」やそれを使った「ハイブリッド耐震ガイアス(GAIASS)」は耐震性能が高いと言えます。
- 工場での大型機械を駆使して溶接やボルトなど強靭に接合
- 木造のアルティメイトモノコック構造は強度の高い「2✕6(ツーバイシックス)」材を採用
- 2階床には「2✕10」材を使い歪みや変形に強い床を実現
地震に強いハウスメーカーランキング第4位:アキュラホーム
地震に強い家を作るハウスメーカーランキング第4位はアキュラホームです。
構造 | マルチストロング工法、メタルウッド工法 |
対策 | 耐震 |
耐震等級 | 3 |
実験データ | 震度7の地震、世界で起きた大地震など、様々な地震の衝撃を加える実験を実施。構造体も内装も損傷なし。 |
ローコストでありながら高品質、しかも地震に強い家をつくるハウスメーカーです。
天井を高くしてボルダリングができるリビングをつくるなど、強度とユニークさには定評があります。
壁倍率5倍の耐力壁「ストロングウォール」や「トリプルストロング床」を使った「マルチストロング工法」で耐震強度の高さを確保しています。
「地盤調査会社」と「地盤改正・保証会社」を別にしてクリアな判定を行い、しっかりとした安全と安心を地盤からも確保しています。
元大工さんの社長がシステムの合理化を進めながら、耐震や省エネなど現代にあった木造住宅づくりに様々な工夫をこらしています。職人さんたちの確かな技術で、地震に強い家を提供してくれます。
- 業界最強クラスの壁倍率15倍の耐力壁「8トン壁」を採用し建物の変形を大幅軽減
- 水平方向の力を分散させ耐震強度を上げる「トリプルストロング床」で家のねじれを抑える
- 木造枠組工法の接合部を強化する「メタルウッド工法」により強度を高める
地震に強いハウスメーカーランキング第5位:三井ホーム
地震に強い家を作るハウスメーカーランキング第5位は三井ホームです。
構造 | プレミアムモノコック構法 |
対策 | 耐震 |
耐震等級 | 3 |
実験データ | 震度7の地震波連続加振60回、損傷なし |
「震度7に60回耐えた家」として広く知られるほど、地震に強い家づくりが認知されているハウスメーカーです。
基礎・床・壁・屋根の6面体を1単位として空間をつくる枠組壁工法に、オリジナル技術を加えたのがプレミアムモノコック構法です。
超剛性ベタ基礎「マットスラブ」や外からの力に強い「トラス構造」など、揺れや歪みに対し優れた耐震技術が使われています。
衝撃や重量に強い国産パネルの屋根や高性能な外壁など、あらゆる面で耐震性を上げる工夫が施された「地震に強い家」です。
三井ホームはプレミアムモノコック構法だけでもかなり強度の高い構造ですが、オリジナルの免震装置を組み合わせることでより安全な免震住宅を建てることが可能です。高性能な制震システムもあるので、本当に強い住宅を望む方はぜひ検討してみてください。(下記参照)
- 木造住宅用に開発された免震装置「M-400」は、地震力を5分の1から3分の1に低減し家具の転倒などを防止
- 制震システム「バックス(VAX)」は制震デバイスを組み込んだ壁で、2階建ての2階床の揺れを35%も軽減
- プレミアムモノコック構法と組み合わせて、免震住宅や制震住宅にすることも可能
地震に強いハウスメーカーランキング第6位:ミサワホーム
地震に強い家を作るハウスメーカーランキング第6位はミサワホームです。
構造 | 木質パネル接着工法 |
対策 | 耐震+制震 |
耐震等級 | 3 |
実験データ | 阪神淡路大震災レベル、同大震災2倍レベルなど4日間で計39回加振、損傷なし。 |
耐震と制震両方から、地震に強い家をつくるため研究を重ねているハウスメーカーです。
高耐力のパネル同士を高分子接着剤とスクリュー釘で面接合する「木質パネル接着工法」で耐震性を高めています。
独自の制振装置「MGEO(エムジオ)」は制震パネル内に組み込まれた「高減衰ゴム」が地震エネルギーを熱エネルギーに変換して、建物の揺れを抑えるしくみです。
これによって地震のエネルギーを50%減少させ、変形量も鉄骨ブレース構造の約1/8にまで抑えられます。
新構法「センチュリーモノコック」は120mm厚の木質パネルと高耐力の接合技術でさらに強固な壁に。耐力壁のせん断耐力は約1.3倍になり、全棟最高耐震等級を目指しています。
- モノコック構造と一体で働く連続布基礎を採用
- 独自形状のアンカーボルトと高耐力の結合材金物を併用し、基礎と建物との断裂を防止
- 制震装置「MGEO」に使用されている高減衰ゴムは約100年相当の耐久性があり、メンテナンスフリー
地震に強いハウスメーカーランキング第7位:ダイワハウス
地震に強い家を作るハウスメーカーランキング第7位はダイワハウスです。
構造 | 鉄骨ラーメン構法 耐震システム「トリプルコンバインドシステム」 制振技術「DAEQTD」 |
対策 | 耐震、制震、免震 |
耐震等級 | 3 |
実験データ | 繰り返す本震・余震を想定して175kine(震度7相当)を4回連続で加振。 |
耐震・制震仕様が多いなか、免震住宅も建てることができるハウスメーカーです。
エネルギー吸収型耐力壁「D-NΣQST(ディーネクスト)」を標準搭載し、地震エネルギーを「Σ形デバイス」に集中させることで損傷を防ぎます。
免震システムとして「ステイトメントウイズC免震タイプ」を開発し、地震の揺れを5分の1〜8分の1まで軽減させました。
台風などの強風に対しては「風揺れ固定装置」でふらつきを防ぎ、地震を感知するとセンサーで解除される仕組みです。
従来の免震システムより30%コストダウンに成功し、免震住宅の可能性をさらに広めています。
ダイワハウスでは、耐震:DAEQT S(System) 制震:DAEQT D(Damper) 免震:DAEQT B(Balance)の3つが地震対策システムDAEQT(ディークト)という名称で呼ばれています。そのうち耐震は標準仕様、制震と免震はプランによります。
- 「ブレース構造」をいう筋違い工法を採用し、地震や台風など水平方向の揺れに強さを発揮
- 柱に強度と安定性を持たせるため、1辺80mmの角形鋼管柱を標準採用
- 引き抜き強度を高めたアンカーボルトで、建物と基礎をがっちり緊結
地震に強いハウスメーカーランキング第8位:パナソニックホームズ
地震に強い家を作るハウスメーカーランキング第8位はパナソニックホームズです。
構造 | 重量鉄骨ラーメン構造(NS構法) 制震鉄骨軸組構造(HS構法) 大型パネル構造(F構法) |
対策 | 耐震+制震 |
耐震等級 | 3 |
実験データ | 東日本大震災などの大地震57回、中地震83回という140回にも及ぶ過酷な振動実験を実施。損傷なし。 |
耐震・制震・免震のうち「耐震+制震」のシステムで地震に強い家をつくりあげているハウスメーカーです。
超高層ビルの構造技術を応用し、制震耐力壁と重量鉄骨の柱を組み合わせた制震重鉄ハイブリッド構造を採用しています。
制震重鉄ハイブリッド構造に使われる重量鉄骨柱は板厚6mm、80mm角ですがとても強靭です。
これと組み合わせて、「アタックダンパー」を斜材部に使った耐力壁「アタックフレーム」が揺れを低減させます。
これによって建物の損傷を防ぎ、繰り返す地震にも強い家という構造が成り立っています。
震度5弱程度の地震力を受けた時、建物の変形量を1/400程度にまで軽減する「パワテックパネル」。地震エネルギーを吸収する「高耐力アタックフレーム」。この2つを効率よく配置することで、高い耐震性保ちながら大空間や吹き抜けなどのニーズにも答えられる強い家づくりを可能にしています。
- 溶接ではなくスプリットティーによる高力ボルト接合を採用することで、構造の高精度・高品質を実現(重量鉄骨ラーメン構造)
- 地震で建物がゆがむのを抑える技術「座屈拘束技術」を住宅に応用し、耐力壁と吸収能力の高さを両立。(制震鉄骨軸組構造)
- モノコック構造に外壁・床・屋根などのパネルを一体化させ、外力を面で受け止め分散することで耐震性を高める(大型パネル構造)
地震に強いハウスメーカーランキング第9位:一条工務店
地震に強い家を作るハウスメーカーランキング第9位は一条工務店です。
構造 | ツインモノコック構造 |
対策 | 耐震 |
耐震等級 | 3 |
実験データ | すべての商品で実大実験済み。 30年以上実験し続け、特に東日本大震災後の2年間は253回もの加振を実施。 |
販売している商品すべてで耐震実験をし、さらなる研究を重ねているハウスメーカーです。
世界最大の実大三次元震動破壊実験施設「E-ディフェンス」を使って、前後上下左右の三次元で検証しています。
壁・床・天井を強力に結びつけて箱型にした「ツインモノコック構造」を採用することで、地震のエネルギーを「面」で受けてうまく分散させることで強さを発揮。
過程の多くを工場生産することで高い精度と品質をそのまま現場まで届けられるのも、地震に強い家づくりの仕組みのひとつです。
今後想定される大地震に備えた耐震実験もすでに行われていて、家具や家電なども再現した生活荷重を含めた耐震実験での検証をしています。
- 建築基準法での上限値「壁倍率5倍」の強度の耐力壁使用
- さらに耐力壁をバランスよく配置
- 重力方向にも水平方向にも強い「剛床」使用
- 釘の量を基準の2倍以上、長さを1.5倍にして強度をアップ
地震に強いハウスメーカーランキング第10位:住友林業
地震に強い家を作るハウスメーカーランキング第10位は住友林業です。
構造 | BF(ビッグフレーム構法)、マルチバランス構法 |
対策 | 耐震 |
耐震等級 | 3 |
実験データ | 震度7を22回、震度4〜6弱224回実施。耐震性の維持を確認済み。 |
木造住宅にこだわり続け、その性能の高さと大空間で定評のあるハウスメーカーです。
鉄骨住宅にくらべれば耐震免震などに不安を持つ人もいますが、独自の構法や接合部分の強化などの技術で耐震等級は最高ランクです。
ビッグフレーム構造は一般的な柱の太さの約5倍もある「ビッグコラム」という太い柱を採用しています。
これにより懸念されていた連結部分の弱さをカバーできる「メタルタッチ」で、柱と梁と基礎を強固に接合できるようになりました。
さらに接合部分も剛接合で強固につなぐことができるので、構造体を一体化させて地震に強い家を可能にしているのです。
住友林業では独自開発した構造計算システム「WiNX」を使用して設計しています。この先進システムで建物に加わる力を計算し、最適な基礎構造で安心できる住宅をつくっています。
- ビッグフレーム構法を採用することで、耐力壁が1/5の幅で同等の耐震性を維持
- マルチバランス構法では「地震エネルギー吸収パネル」を使用し建物の変形を約70%軽減
- 外通気工法を取り入れ劣化を防ぐことで、家自体の耐久性を高め同時に耐震性も維持できる
地震に強いハウスメーカーの気になるQ&A
- 木造住宅で地震に強いハウスメーカーは?
-
木造住宅で地震に強いハウスメーカーは以下です。
- 第1位:三井ホーム
- 第2位:一条工務店
- 第3位:ミサワホーム
- 第4位:アキュラホーム
- 第5位:住友不動産
- 鉄骨住宅で地震に強いハウスメーカーは?
-
鉄骨住宅で地震に強いハウスメーカーは以下です。
- 第1位:ヘーベルハウス
- 第2位:セキスイハイム
- 第3位:積水ハウス
- 第4位:ダイワハウス
- 第5位:パナソニックホームズ
※ヘーベルハウスを除く4社については木造住宅も取り扱っています。
地震に強いハウスメーカーランキングまとめ
今回は地震に強い家をつくるハウスメーカーを一級建築士の目線で厳選した結果のランキングを紹介してみました。
一覧は以下のとおりです。
- 第1位:ヘーベルハウス
- 第2位:積水ハウス
- 第3位:セキスイハイム
- 第4位:アキュラホーム
- 第5位:三井ホーム
- 第6位:ミサワホーム
- 第7位:ダイワハウス
- 第8位:パナソニックホームズ
- 第9位:一条工務店
- 第10位:住友林業
揺れを軽減する効果や家具倒壊などのリスクを考えれば、免震住宅が一番効果が高いと言われています。
ただその分費用もかかり、建てたあとも免震装置の定期的なメンテナンスにコストがかかります。
建築基準法に沿って建てられたものなら、日本の新築住宅はどのメーカーでつくっても耐震住宅です。でも耐震・制震・免震によってやはりダメージの違いはあります。耐震等級や構造工法なども比べた上で、地震に強いと納得できるハウスメーカーを選んでください。
元建設会社の設計部で意匠設計に携わっていた一級建築士。現在は集合住宅や商業施設などの企画・設計を担当する傍ら、ハウスメーカーや建築サイトの記事設計や監修・運営業務も行う。ZEH(ゼッチ)(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)やCASBEE(建築環境総合性能評価システム)といった省エネ基準にも精通しており、専門的な知見から記事を執筆している。